宇部市文化財

南嶺和尚画像


施設名南嶺和尚画像
説明縦115cm、横54.4cm、絹本着色。東隆寺を開山した京都の高僧南嶺子越の頂相画(禅僧の肖像画)です。破損が著しく、彩色も剥落していますが、複雑な衣紋の描写は力強く、室町時代初め頃の製作と思われます。「南嶺和尚道行碑文」によると、和尚は1363年(貞治2年)に亡くなりましたが、将軍足利義満は和尚を崇拝していたので、頂相2枚を作らせ、1枚は自分の館に置いて供養し、1枚は東隆寺に与えて寺の栄誉とさせたといいます。
カテゴリ市指定文化財
サーブカテゴリー絵画
指定日1972-04-14
管理者東隆寺
場所山口県宇部市厚東棚井
製作室町時代