木造四天王立像 施設名 | 木造四天王立像 |
説明 | 持国天(総高57.2cm)、増長天(総高63.9cm)、多聞天(総高62cm)、広目天(総高61.5cm)からなり、いずれも桧材の寄木造りです。四天王は須弥壇の四方を守護し、甲冑をつけた武装の姿で、足下に邪鬼を踏んでいます。小像ながら造作の大きい目鼻立ちには張りがあり、阿形と吽形それぞれの表情に強弱の変化をつけています。また、それぞれの姿は踏みつける邪鬼とも対応して、身のこなしや腰のひねりに動きを見せ、写実性に富んでいるなど、その製作は本格的で優れています。ただ、広袖や裳裾のひるがえりには鈍重さがあり、室町時代の製作と見られます。四天が完備し、保存も比較的良好で、作域もよく、重要な資料です。 | カテゴリ | 市指定文化財 | サーブカテゴリー | 彫刻 | 指定日 | 1982-03-31 | 管理者 | 広福寺 | 場所 | 山口県宇部市藤山中山 | 製作 | 室町時代 |
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