宇部市文化財

王子出土の五輪塔


施設名王子出土の五輪塔
説明総高62.7cm。石灰岩製。五輪塔は上から空・風・火・水・地輪と呼び、供養塔または墓として建てられました。この資料は、火輪の屋根に「康永四年正月五日」(1345年)と刻まれた、県内でも数少ない銘のある五輪塔です。五輪すべてが完形で、全体的に鎌倉後期の力強さと美しさを残しており、南北朝期の五輪塔の典型を示すものとして貴重です。東岐波王子地区には他にも中世資料が残り、中世文化を探る資料としても貴重です。
カテゴリ市指定文化財
サーブカテゴリー建造物
指定日1993-04-06
管理者宇部市
場所山口県宇部市大字船木361-6 宇部市学びの森くすのき
製作