浄名寺鰐口 施設名 | 浄名寺鰐口 |
説明 | 総径35.6cm、鼓面径32.6cm、厚さ12.3cm。青銅製。八葉蓮華座が鋳出してある中央の撞座区が盛り上がっていますが、全体としては扁平な鰐口です。外側の銘帯には銘文が陽鋳(浮彫)されています。銘文から、1464年(寛正5年)に僧尊通が藤原実包に作らせた鰐口とわかります。また、陽鋳銘であることは、最初から浄名寺本堂に掲げるための特注品であることを示しています。現存する防長の中世鰐口の中で、陽鋳銘を持つ唯一の例として貴重な資料です。鰐口は社寺の堂の軒下に吊され、参拝者が祈願のために打ち鳴らす金属製の信仰用具です。 | カテゴリ | 市指定文化財 | サーブカテゴリー | 工芸品 | 指定日 | 1978-04-10 | 管理者 | 浄名寺 | 場所 | 山口県宇部市厚東棚井 | 製作 | 室町時代 |
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