浄名寺文書 施設名 | 浄名寺文書 |
説明 | 5巻22通からなっています。1364年(貞治3年)の「浄名寺領知行分目録書出」は、厚東義武時代の浄名寺領を住職長祐が付立てたものです。寺領は約11町(11ヘクタール)で、棚井・広瀬・際波・吉見・吉部に散在しており、厚東氏勢力の広がりを実証しています。これらは、主に厚東武実が寄進したものです。浄名寺は、1335年(建武2年)に厚東武実の祈願所として建立されたと伝えられています。しかし、目録から、1321年(元応3年)に浄名寺領の内検が行われた時、すでに内検分に含まれていたことがわかり、寺の創建が少なくとも1321年(元応3年)以前にさかのぼると思われます。 | カテゴリ | 市指定文化財 | サーブカテゴリー | 古文書 | 指定日 | 1972-04-14 | 管理者 | 浄名寺 | 場所 | 山口県宇部市厚東棚井 | 製作 | 南北朝時代 |
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