川上大辻出土石塔婆 施設名 | 川上大辻出土石塔婆 |
説明 | 板碑は板状の供養塔で、頭部を山形にし、正面には仏・菩薩の像、梵字、願文などを刻みます。この石塔婆は、総高56.8cm、最大幅24.3cm、最大厚8.6cm。滑石製で、自然石をわずかに加工して板碑状とし、正面上部に梵字(阿弥陀三尊など)を、その下に銘文を彫り込んでいます。□奉造立率都婆六千本 中臺者為藤原國守尊霊 文應二年辛酉二月彼岸 沙弥尼阿弥陀佛尊霊滅罪 生善往生極楽□大菩提故也 □□ 敬白 銘文から1261年(文応2年)藤原国守と僧尼阿弥陀仏の菩提を弔い、極楽往生を願って、6千本の卒塔婆とともに造立されたことがわかります。鎌倉時代中期の板碑として全国的にみても古く、貴重な資料です。 | カテゴリ | 市指定文化財 | サーブカテゴリー | 歴史資料 | 指定日 | 1990-03-01 | 管理者 | 宇部市 | 場所 | 山口県宇部市大字船木361-6 宇部市学びの森くすのき | 製作 | 鎌倉時代 |
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