宇部市文化財

桃山配水計量室


施設名桃山配水計量室
説明山頂の配水池に貯水した水を市街地へ配水するには、桃山配水池の標高(約66m)を利用して行われました。自然流下方式で水圧を高め、目的地の隅々までの配水を可能にしました。この計量室では、口径400ミリの管2条と350ミリの管1条を引き込んで、配水量の計量が行われました。直線的な柱形と穏やかなアーチ形をした入口の窓との対照の美に特徴があります。建物は実際は八角形ですが、六角堂と呼ばれ広く市民に親しまれています。現在の屋根は2002年(平成14年)に復元されたものです。監視廊入口とともに、本市の水道施設を代表する最も古い建造物です。
カテゴリ(国)登録有形文化財
サーブカテゴリー建造物
指定日1997-11-05
管理者宇部市
場所山口県宇部市西桃山
製作1924年(大正13年)